2階の洗面所のリフォームを始めました。DIYブログ。

長い間、ずっと二階の洗面所をリフォームしないとな~と思っていながらもなかなかキッカケがなかったのですが、来月にゲストが来ることになったので、ようやく動き出しました。

なぜリフォームをしなければと思っていたかと言いますと、以前泊まってくださったお客様から「2階の洗面台はトイレの隣にあって顔を洗えないし、鏡もない」とクレームがあったのでした。

以下の写真のように確かに便器のすぐ隣だと便器の水を使っているように感じられてよろしくありません。

なぜ、前の住人がこのような洗面所にしたのかわかりませんが、とりあえず猫の木人形が置いてある棚に鏡をつけて、その下に洗面台を設置すれば使いやすくなるのではないかと漠然と思っていたのでした。

まず、先日のブログでも書いたように、IKEAで買って組み立てた洗面台を置いてみてイメージを確認します。

洗面所などの水回りって、配管がすべてといっても過言ではありません。

水とお湯が入ってくる管、そして排水管。

それらをどのように伸ばして設置していくかが洗面所のデザイン以上に重要なのです。

以前、コスコで洗面台を買ったところ、配水管がどうしても洗面台の引き出しにぶつかってしまい、引き出しを使えなくするか、配水管の元の部分を工事するかという状態になってしまったため、結局、その洗面台をあきらめて返品したという苦い経験があります。

洗面台は大きすぎると圧迫感が出てしまうため、できるだけ小さくて蛇口を横につけられるものを買いました。そのおかげでちょうどよい長さの延長管を買えて、蛇口につながるお湯と水の管は問題なくなりました。

 

排水管が一番厄介でして、ちょっと斜めに水が流れるように調整したり、ジョイント部分から水が漏れることのないように設置したりしなけばなりません。(古い排水管は汚いし臭いしね)

ジョイント部分のパーツと延長させる排水管はRONAというホームセンターに行き、イケアの洗面台についている管を持って、さらに写真で説明してみたら、あっという間に欲しい部品すべてを教えてくれたのでした。やはりプロに聞くのが一番早くて確実ですね。

上の写真のような感じで排水管を通したいというイメージをようやく形にできるわけですが、それまでには、まず古い洗面台を撤去するところから始めないといけません。

水道の元栓を閉めてから管を外していきます。(下にバケツや水を受けるものを置いておくと便利)

コーキングをとって、排水管も外して、上に持ち上げると取れますが、排水管付近がきたないその古くなった洗面台を置くところを考えてから外したほうが良いと思います。

最後のこのジョイント部分はABS接着剤でつけてあるため、加熱することで取れやすくなるかと思ったのですが、全然取れません。

仕方がないので、のこぎりで上から割っていきます。

でも、下の写真のようにジョイント部分を切ってしまうのが早いです。

ただ、短くなっていく元菅が心細くなりますよね。だからなるべく長く残すためにABS接着剤をはがそうとしたのですが、うまくいかず、結局無理やりカッターで切りはがしました。元菅の長さは保てたのですが、少々ヒビがはいってしまい、水漏れの原因となってしまったのでした。結局、やはり上の写真の赤いラインで切ったほうがよかったと後悔したものです。

このように、失敗や後悔が怖いから極力新しいことにチャレンジをしたくなくなるものですが、このような怖さや恥、失敗したくないプライドのようなものを超えた先にもっといい世界(レベルアップした自分や使いやすい洗面所など)が待っているような気がするのです。←他のことでもあてはまりますよね。

この部分から排水管をジョイントして伸ばしていくわけですが、ここから特に段取りが大切になっていきます。

洗面台の横を配水管が通るように穴をあける必要がありますしね。

穴をあける工具がないため、ドリルで何か所もサークル状に穴をあけていってからカッターや彫刻刀を使って穴を抜くといった感じで時間がかかりました。

この洗面台の横に穴をあけたところへ排水管を通しておかないと、狭い洗面所ですから後からだと排水管が入らなくなってしまうので注意が必要でした。

つぎにどのジョイント部分からABS接着剤を使ってくっつけていくかという段取りも重要でして、さきほどの写真のように元菅にジョイントを接着してから、次にイケアで買った洗面台に付属していた排水管に延長するための黒い排水管を接着します。最後にこれまた元菅のジョイント部分の内側と、延長の黒い排水管の外側にABS接着剤を塗って乾ききらないうちに角度や長さを微調整してから完成ということになるのです(ふ~)。

頭の中でイメージトレーニングをする必要があり、ここを失敗すればすべてがダメになるかもという緊張感で仕上げました。(実際、一度は失敗してパーツを買いなおしています。悔)

しばらくして、水を通してみて、水漏れがなかった時の感動や達成感はたまりません。

DIYの良さって、自分でやりきるとか、経験になる、そして、大げさな話ですが生きている実感を味わえるというのがあるように思うのですよね。

若いころ、日本で一人暮らししていた時は自分で何もしなくて、壊れたら捨てるか業者にすぐ頼むかしていたのに、家族ができてカナダにきてからとDIYを楽しめるように変わったのですから不思議です。

 

洗面所の鏡はなかなか大きさや使い勝手がよいものが見つかりませんでしたが、ウォルマートで偶然良いものが見つかり、さらにすぐ近くのホームデポというホームセンターで鏡を取り付ける部品も買いました。

妻に手伝ってもらいながら、鏡を取り付けていきます。


(電球が3つもあったっけ?と思ったら、私の禿頭が反射して光っているだけでした。笑)

ここまで作業するのに3日くらいかかっています。

そして、費用は洗面台と蛇口だけで約3万円。延長パーツと鏡一式で6,000円くらいですから、合計で約3万6千円。(400カナダドルくらい)かかったかと思います。

でも、これで使い勝手がよくなって、また資産価値が上がったような気がしています。

あとは、洗面台の向かって右横の排水管をどのように隠すかと、洗面台と壁との間にコーキングをするのを来週あたり仕上げていきたいと思います。

さて、

次回のDIYブログの予告です。

『コーキング刑事、シーリング材を上手く使えずの巻!』

コーキングガンを使うのが楽しいお年頃(←47歳なのに!)

子ども達が喜ぶからつい調子にのっちゃいました。笑

それでは、また。

※次週はキャンプにまた行った時のことを書こうかと思っています。

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