ムース(ヘラジカ)を探してヘクラとライディングマウンテンへ

8月に入ると、日が短くなっていくのを感じます。あんなに多かった蚊が都心部では少なくなって、朝晩が肌寒くなっていくのです。

短い夏だからこそ、キャンプで思い切りカナダ(マニトバ州)を楽しみたくなります。

今回は7月にキャンプに行った時のキャンプサイトをご紹介したいと思います。

7月は「ムース(ヘラジカ)をみたい」をテーマに、ムースが出やすい地域に行ってきました。

ムースがでてくるかもという標識は何度かみかけるのですが、結論から言いますと、残念ながら未だに合えていません。

まずは、近年ムースは見られなくなったけど可能性は少し残っているといわれている『Hecla(ヘクラ)州立公園』に車で1時間半くらいかけて北上してきました。ウィニペグ湖のヘクラ島が州立公園になっているのです。

この灯台が雰囲気ありますよね。

ウィニペグより北に位置するからか、気温が2,3度低く、水温も冷たいため、子ども達は湖水浴をあきらめました。

砂浜もあるのですが、以下の写真のように断崖絶壁の景色も有名です。


(写真の左上、誰か落書きしているのが残念です)

子ども達はお気に入りの石を探したり、火曜サスペンス劇場(通称:火サス)のような風景に「犯人はあなたですよね」「あの人が崖から落ちてしまったのは事故だったのよ……」と私たち夫婦で一通りコントをしたりして、楽しみましたよ。

キャンプグラウンドは「Gull Harbour campground」(2021年7月現在、シャワーが無料でした)

アジの干物を持って行って焼いたら格別においしかったです。

空気も澄んでいて美味しく、綺麗な風景が日ごろの疲れを癒してくれます。

ヘクラはもう一度行きたいと思わせる場所でした。

 

次の週もムース探しを目的に行ったところは、ウィニペグから北西に位置するレインボービーチとライディングマウンテンという有名なキャンプグラウンド。車で3時間以上もかかります。

途中、制限速度が110キロですから結構スピードを出す車が多く、冷房をつけているのでガソリンがなくなるのがいつもより早いです。

ちょっと横道に入ると、シカが出てくるのですが、ムースとは出合えません。

 

レインボービーチは避暑地といった感じで、ゆったりとした時間が流れていました。

いつも子ども達がビーチで湖水浴をしている時にあまりに暇だから何かできないかと考えていて、DIYをすることにしました。

やらなければならなかった2階の洗面所の仕上げを持ってくることにしたのです。

のこぎりが終わったら今度は白いペンキで塗って、自分の世界に浸ります。

周りの人たちが興味津々にみてくるのですが、そんなの関係ありません(笑)

ちなみにここで切って塗ったものは以下のように仕上がりましたよ。

リフォーム前は以下のような感じ。

リフォーム後の写真をもう一度見ていただくとわかるかと思いますが、それなりによくなったと思いません?(あれ?そうでもないですか?とほほ)

ようやく完成して安心しました。

 

話は戻って、お次はライディングマウンテンのお話。

クリアレイクがあるライディングマウンテンは州立公園ではなく、国立公園です。

ビーチはイモ洗い状態で、観光船が発着し、観光地化されたこの場所(Wasagaming Dr周辺)にはちょっと自分たち家族は合わないような気がしました。

でも、ナショナルパークは広大な大自然(アップダウンがあって箱根みたい)で、ハイキングトレイルやバイソンがみられる場所(実際は遠くまで行ったのに見られなかった)、そして、管理が行き届いたキャンプグラウンドに好感をもてます。

中心部からちょっと離れたハイキングコースには尾瀬のような場所があって、蚊は多いですがカナダらしさ(大自然の良さ)を味わえますよ。

キャンプグラウンドは州立公園より割高で、焚火、グリル、キャンプファイヤーなど火を使うには8ドル80セントを支払わなければなりません。いつも焚火をしてご飯を作っていたため、まさかお金を取られるとはと驚いたのですが、あとで友人に聞いたところ「薪が無料でおいてあるからじゃないかな。薪を市場で買ったら5ドル以上するし、一日中薪を使い放題だと思ったら安いと思うよ」とのこと。なるほどです。(ちなみに、シャワーは無料でした)

山火事にならないようにか、クマに襲われないようにか、セキュリティーの車が巡回していたのも好印象でした。

夕方になり、広い敷地内にテントを設置します。

前回、地面が固すぎた影響で妻がギックリ背中をしてしまったため、今回から空気でふくらませるベッドを4つ敷いてみたところ、ぐっすり寝られて、背中も痛めませんでした。もうこれなしではテント泊ができそうもありません。

いままで持っていっていたパズルマットが必要なくなりましたよ。

空気をいれるのは車のコンセントを使って電動で入れるので、一つ膨らませるのに3分くらい。さすがに口でふくらませるのは厳しいです。

ベッドを使わない時は端によけておいて、家族でカードゲームやボードゲームで遊びます。

くつろいで、ゲームを楽しみながら、子ども達の成長を感じられる瞬間でもあります。

キャンプに行くたびに子ども達がたくましくなっていき、多くのことを手伝ってくれるようにもなりました。ありがたいことです。

3時間のドライブで子ども達の車酔いが大丈夫だろうかと心配でしたが、行きも帰りも問題ありませんでした。

 

クリアレイクはそれほどクリアではありませんでしたし、3時間かけてまた行きたいかといったらちょっと微妙ですが、ムースをみたいならここが一番近くてまだ他より確率が高いように思います。

今週末と8月下旬もキャンプの予約をしているので、毎回テーマや課題を決めて楽しみを増やして行こうと思っています。(7月はムースを求めてのテーマでしたが、8月7日と8日のテーマは「食べられる野草を見つけて食べる」にしています)

もし、マニトバ州で最近、ムースを見かけたよという人がいましたら教えてください。

それでは、また。

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